ACTIVITY DIARY

活動日誌

入社二年目に突入

灘光 晋太郎

皆さんこんにちは、灘光です。10月に入り格段に涼しい日が増えてかなり過ごしやすくなってきたと思います。そして、10月と言えば・・・。昨年のちょうど今頃私は太平電業にアスリート社員として入社しました。以前は卓球メーカーに勤めており、卓球用品を作る仕事に携わっていました。その時はアスリート社員ではなかったのでフルタイムで勤務してから練習やトレーニングをしていました。この環境で6年働きながら練習し、実力がついて成績も残せるようになってきました。そして、このタイミングで2025年に東京でデフリンピックが開催されることが決まり、更に練習できる環境を求め、ご縁を頂き太平電業に入社させて頂く運びとなりました。
入社してから以前と変わったのはシンプルに卓球に使える時間が以前と比べて格段に増えたことです。それにより、卓球について考える時間も増えたので、自分の考えをしっかりまとめてから練習に臨めるようになりました。それによって練習の目的をより明確にしてできるようになり、練習の量も質も以前と比べて上がっていると感じております。そして、もうひとつは、何より一番は会社のサポートがあって競技活動が出来ていることです。遠征費用などの活動費もそうですし、大きな試合では大勢の社員の方々が私の名前入りのタオルを持って応援に駆けつけて下さいます。誰かに見てもらったり応援してもらえなければ競技をする意味合いというのはなかなか見出せないのでこれは大変ありがたい事です。このことから、最近は改めて自分が卓球をしている意味を考えるようになり、競技活動だけでなく、講演会やイベントの依頼も良く来るのですが、自分の活動を何か社会に還元できないか?と思い、積極的に依頼を受けるようになりました。会社の名前を背負って競技活動をやらせて頂くようになったことで、自身の競技活動のベクトルが自分だけではなく、自分が生きている社会にも向くようになったのが大きな変化でした。
ですが、やはりアピールする為には勝つことが重要なので、多くの社員の方々が駆けつけて下さったにも関わらず、この間の全国ろうあ者体育大会で優勝できなかったことは残念です。11月の全国ろうあ者卓球選手権大会及び2025年の東京デフリンピックで結果を残せるように頑張ります。
以上、ただの自分語りみたいになってしまいましたが、入社から1年が経ったという一つの節目で改めて自身の決意を固める形とさせて頂きました。