ACTIVITY DIARY

活動日誌

東京2025デフリンピック1年前イベント

灘光 晋太郎

みなさんこんにちは。灘光です。11月23、24日の全国ろうあ者卓球選手権大会に向けて練習に励んでおります。そんな時ですが、11月9日、Tリーグで行われたデフリンピック1年前イベントに参加させて頂きました。まず、そもそもTリーグって何?っていう人がいるかもしれないので先に説明させて頂きますと、2018年に発足した日本最高レベルのプロリーグです。複数のチームがあり、一年を通してチーム同士で試合して順位を競います。プロ野球をイメージすると分かりやすいかもしれません。今回は、木下グループが抱える木下マイスター東京(男子チーム)と木下アビエル神奈川(女子チーム)のホームマッチが川崎市とどろきアリーナで開催されましたので、その試合の合間に行われたデフリンピック1年前イベントにデフ卓球の代表として参加させて頂きました。このイベントでは、もう一人のゲストで、なんと東京オリンピック金メダリストの水谷隼さんがいらっしゃいました。大きな会場で多くの観客の方々に見守られる中、水谷さんと私二人でデフ卓球についてPRさせて頂きました。PRの内容がどのようなものだったかというと、水谷さんに耳栓をつけてもらってラリーをしてもらい、聞こえない状態での卓球の感想を教えて頂きました。水谷さん曰く、「違和感がすごい」「ボールにより集中しなければならない」とのことで、こういった感想を水谷さん自身からTリーグの観客の方々に発信して頂けたことは非常に大きかったと思います。イベント終了後は水谷さんからサインと写真両方対応して頂き、一人の卓球人として大変興奮しました。もはやただの卓球ファンですね。(笑)また、会場にデフリンピックのブースを設けて頂いて、試合の合間に観客の方々に立ち寄って頂き、そちらのPR活動もさせて頂きました。そもそもデフリンピックを知らない方は非常に多く、調査によると全体の10%にも満たなかったそうです。(とはいえ卓球界隈でのデフリンピックの認知度はかなり高いと聞いています)現在多くのデフアスリートがデフリンピックを社会に広めるための活動をしています。これは今のままだと身内だけで盛り上がってデフリンピックが終わってしまうので、もっと自分たちの活躍を社会的に認知して頂きたいという思いからです。私も引き続き練習だけでなく、PR活動にも力を入れていきたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。