ACTIVITY DIARY

活動日誌

工事本部や技術本部の方々の講話で       太平電業の凄さに感動しました✨

上森 日南子

工事本部の方々の講話では、「各種プラントの仕組と用語」について学びました。
専門用語が多く、初めて知ることだらけですが、改めて工事現場の方々は凄いと感じました。
建設業を人の身体で表すと
「骨が鉄」「筋肉がプラント」「血液(エネルギー)が電気」「五感(神経)が計装工事」
と教わりました。
面白い表現であり、人の身体と同様にそれぞれの役割があり必要としている存在だと感じました!

技術本部の方々の講話では、
自社開発品や風力エナジープロジェクト、機械設計・工場計画等について学びました。

私が特に印象に残ったのは、技術開発課の講話です。
開発する目的として、
①「危ない」をなくす、②作業を「楽にする」、③「安全」にするためには?、
④「1回で」出来る方法、⑤リスクを「減らす」ことです。

当社の開発品を4種類ご紹介します。

1つ目は、「鉄塔支持型煙突ジャッキダウン解体工法」です。
それは、高さ200m、重量3,300ton超の煙突をジャッキダウンにて撤去する工法です。
「天候に左右されず安全に作業を行うこと」を目的とし、高所作業を減らしています。
大型クレーンも不要で、風の影響が受けにくく、周囲への影響が少なく、
安全に確実に作業をすることができます。

2つ目は、「クリンカ落とし工法」です。
これは、離れた場所から安全に最少人数かつ最短でクリンカの除去を行える工法です。
「飛来落下から作業員を守ること」を目的として取り組んでいます。

3つ目は、「ジャッキステージ」です。
これは、定期点検、緊急点検、どちらにも最短で仮設することのできる炉内足場です。
ジャッキシステムとリフティング足場を組み合わせることで、
必要な場所へ最短の時間でたどり着くことができます。
「墜落災害を防ぐこと」を目的として取り組んでいます。

4つ目は、「スイッチフレーム」です。
これは、揚重と走行・横行を切替可能な重量物揚重走行措置です。
ジャッキシステムと仮設材を組み合わせることで、装置の幅と高さを変えることができ、
発電機やタービン等と作業環境に対応することができます。
「お客様の品物を安全に確実に運ぶこと」を目的として取り組んでいます。

作業員の方々の負担を減らすためや災害事故等を発生させないように、
さらに作業がより良くなるために開発品を創っていることを大変尊敬します。
どのような流れで開発品ができ、成功するのかについて
興味があるので、いろいろとお話を聞けたら良いな~と思います。