ACTIVITY DIARY

活動日誌

大阪国際招待卓球選手権大会

灘光 晋太郎

こんにちは!灘光です。まだ2月ですが、暖かい日も増えてきて、春を感じさせる気候となっていますね!なお、灘光は気温が高いと運動した時に汗をたくさんかいてしまうので、気温が低めのほうが好きです。でも、あまりにも気温が低すぎるのも嫌いです。(笑)
さて、今回の活動日誌は、大会の報告になります。灘光は2月16日から17日まで大阪国際招待卓球選手権大会(大阪オープン)に出場してきました。大阪オープンとは、健常者は年間で大きな試合がいくつかありますが、そのうちの一つになります。(国内最高の試合は全日本選手権)本来であれば、各都道府県の予選を通過しなければ参加できないのですが、今回は日本ろうあ者卓球協会からの推薦で特別に出場できる運びとなりました。レベルが高い試合ということもあり、ニュースや雑誌で見るような選手も多数出場していました。
灘光の試合結果は、残念ながらシングルス、ダブルス共に1回戦敗退となりました。やはり1回戦で負けるのは悔しいので、健常者の試合でも勝てるように腕を磨いていきたいと思います。
なお、今回のダブルスの1回戦の相手は、なんとこの間の全日本選手権のダブルスの決勝で張本、森薗選手に勝って初優勝を果たした日本大学の小林、伊藤選手でした。私自身、この間のろうあ者の全日本選手権で優勝していますが、ろうあ者と健常者ではレベルが違うので圧倒的な実力差の相手です。ドラゴンボールに例えるならヤムチャが最終形態のフリーザに真っ向から挑むようなものでしょうか・・・・。
試合が始まり、序盤は圧倒されていましたが、後半良いプレーも出て、なんと第3ゲームを奪取することができました!
相手も初戦だったので調子が上がっていなかったとはいえ、一矢報いることが出来たと思います。
次につながる試合だったので、今後も精進していきたいと思います!

ちなみに、私が今教わっているコーチが今回対戦したダブルスの伊藤選手を過去に指導していたことがあり、彼について話を聞きましたが、とにかく真面目で、非常に人間性に優れた選手だそうです。確かに、対戦しているときこちらとは圧倒的な実力差があるにもかかわらず、1球も手を抜かない姿勢が印象的でした。ほぼ毎球全日本チャンピオンの本気のボールが飛んできました。(笑)
日本大学の部活動でも、自分が頑張る姿勢でチームを引っ張っているそうです。
私自身、日本代表などで集団で行動する機会が多くありますが、このように周りに良い影響を与えられるような選手になりたい、と今回の大阪オープンで改めて思いました。私はそこまで人間性が出来てないと思うのですが、最初からできる人はなかなかいないと思うので、自分の理想とする人物像を思い描いてそこに完璧でなくても少しでも近づけるように努力していきたいです!