ACTIVITY DIARY

活動日誌

アジアデフ陸上競技選手権大会に出場して🏃‍♀️③

上森 日南子

こんにちは!
デフ陸上のかみもりです。

今回は、イランの文化や、私が経験して驚いたこと等です。

イラン🇮🇷は、宗教の関係で、男性と女性は別々と分ける文化があります。
また、肌を出したり見せたりしてはいけないといった決まりがあります。
身体のラインを強調してはいけない決まりもあります。

女性は、ビシャブ🧕というもので、スカーフで、頭髪を隠しています。
身体のラインが目立たないように、長めのゆったりとした服装が多いです。
入国した時は、身体のラインが目立つ服装をしている方もいたので、もしかしたら緩くなってきているのかもしれません。

私も、ビシャブ専用スカーフを購入して、イラン滞在中に使っていました。
黒のビシャブだったので、見た目が、戦いに出てきそうな悪い人みたいと先輩達によく言われていました(笑)

競技中もしなければならないですが、私たちは海外選手として競技大会に出場しているので、イラン以外の海外選手は、宗教通りに従わなくても良いとのことでした。

なので、スカーフを覆わずに、競技しました。
競技中もと言われましたら、どうなっていたか想像できません。
とても邪魔で、スカーフを取りたいと思っていたかもしれません(笑)

私が経験したイランの文化で驚いたことが1つあります。
ある日、タイムスケジュール(競技時間表)を見たら、午前女性、午後男性と分かれていたのです。
日本では、競技中の性別は当然分かれていますが、午前と午後といった時間まで分かれたことはありません。
また、女性が競技している時に、男性は、競技場に入ってはいけない決まりがあります。
先ほどもいったように、宗教の関係で、女性と男性を分ける文化なのです。
特に驚いたのが、女性が競技を行う時の審判も、女性だったのです。男性の審判誰一人もいませんでした。
逆に、男性が競技を行う時の審判も男性であり、女性の審判誰一人もいませんでした。

日本にはない文化でありとても新鮮だったのでとても驚きました😳
その国の文化や特徴的なことを学べるので、とても良い経験となりました!

こちらの写真も、イランの世界遺産である『ゴレスタン宮殿』です。
②の投稿にも載せましたが、こちらは、宮殿の中から一部撮った写真です✨