ACTIVITY DIARY

活動日誌

かみもりのつぶやき💬 ④

上森 日南子

こんにちは!
デフ陸上のかみもりです。
かみもりのつぶやき💬第4弾となりました!

今回は、「国際手話🫱🏻🫲🏻」です。

第3弾では、「手話」は言語であるとお伝えしました。
声を出して話す言語と同じように、国や地域によって、異なっています。
日本は「日本の手話(日本手話・日本語対応手話)」があり、アメリカは「アメリカの手話(ASL)」があります。
それぞれ、国の手話があります。
このまま、外国人と話すとお互い、相手の国の手話がわかりません。
何を言っているの!?となってしまいます。

そのために、「国際手話」があります!

ですが、「国際手話」は言語ではありません。

そもそも、国際手話は、ろう者が国際交流をする時に使われる手話です。

世界共通の手話ではありますが、世界共通言語といわれている英語と異なります。

簡単に言うと、色々な国のみんなが理解できる表現や身振りなどをするコミュニケーション手段です。


私は、国際手話があることを高校時代から知っていました。
けれど、国際手話で話していることを理解できるようになったのは、2022年、3回目の国際大会での交流でした。
初めて国際交流に参加した時は、全く何を言っているのかわかりませんでした。
知っている表現があっても、日本語の意味ではないため、正しい文が何なのか理解できませんでした😫
国際手話ができる先輩と一緒にいて通訳してもらったことが多かったです。
3回目の国際交流で、相手が言っていることをなんとなく想像できるようになってきました。
先程、説明した通り、ジェスチャーが多いので、理解しやすいです。
けれど、私から国際手話で表現することができませんでした。
読み取りに慣れてきていても、私からどのように伝えれば良いのか?わかりませんでした。
知らない表現が沢山あるから、国際手話で表現をする勇気がなかったです。

勇気がなかった私に自信を持てるようになった出来事がありました。
それは、2023年、4回目の国際大会での交流です。
たまたまなのですが、先輩がいない時によく話しかけられることが多かったです。
どっちにしろ、喋らんと!って感じでした(笑)
国際手話の表現がわからなくて、うっかり日本の手話で表してしまうこともありました。
けれど、相手が読み取ろうとしていました。
私に話しかけてくれるから、わからなくても必死に伝えようとすれば、相手も色々な表現をしてくれると気づきました。
とても楽しかったです。

言葉がわからなくても、必死に伝えようとすれば、そのうち自然に会話ができるのかと感じました。

スムーズに話せるようなって、もっと話したいと思う頃は、もう国際交流が終わる日がほとんどです。
せっかく理解できて覚えてきたのになぁって思います(笑)